スクラブの普及

伝統的な白衣にかわって、海外では20年以上前から、ケーシーやスクラブが医療現場で採用されていました。日本でも最近では、これらのユニフォームが大病院などで取り入れられています。 ケーシーはテレビドラマの主人公から取られた名前で、半袖・立ち襟・肩ボタンが特徴になっています。またスクラブは半袖・Vネックで、頭からかぶって着用します。スクラブとは英語で「こすり洗いする」ことですが、その名のとおり洗濯に強いのが特徴です。また価格も安いことでまとめ買いをすることもでき、小児科で働いている看護師さんたちのために人気キャラクターや可愛い動物がプリントされているものもあり、子供が怖がらずに診察することが出来ます。

スクラブは着たり脱いだりするのが簡単で、繰り返し洗っても傷みにくいのがメリットです。さらに縫製が簡素なため値段も安く、着替えを何着も持てるため、清潔第一の現場には相応しい合理的な制服と言えます。現在では病院だけでなく、介護や精密作業の分野でも、スクラブを採用する職場が増えています。 スクラブは色彩のバリエーションが豊富で、ワンポイントを入れたり柄物を選んだりすることもできます。病院によっては色を統一しているところもありますが、医師や看護師の自由に任せている場合もあります。色・柄物のスクラブは着ている本人が楽しいだけでなく、病院の堅苦しい雰囲気を和らげたり、幼い子どもや高齢者を和ませたりする効果もあります。